シーズン3考察
こんにちは。ham.です。
急ぎで書いているので色々と甘い部分がありますがご了承ください。
先日(2020/10/7)、どうぶつタワーバトルに大型アップデートとなるシーズン3の実装が行われました。
今回はこのアップデートについて考察していきます。
※本記事において、アップデート内容を批判する意図は全くありません。ご理解ください。
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◎長押し回転の実装
まずなんと言っても影響が大きそうなのは長押し回転の実装でしょう。
この機能により、今までディレイでのみ可能だったフレーム単位での調節が誰でも簡単に出来るようになりました。
これによる影響を考えていきます。
全プレイヤーに擬似的なディレイが与えられたので、プレイヤー間の技術的な差がほぼ無くなりました。
よって、今までより知識面、戦術面の重要性が増したどころか、ほぼその内容で決まるようなゲームになり、技術・知識・戦術の3本柱だったものが知識・戦術の2本柱になりました。
自分は技術を強みにしていた部分があったのでかなり痛手でした。同じようなプレイヤーも多くいたと思います。
・ガチ環境
ガチ環境においては本当に別のゲームになったなという印象です。
環境初期は今まで通り盤面論主体の環境が続くとは思いますが、ある程度研究が進んだ段階では曲芸のように一撃で相手を仕留めたり、崩壊を仕掛けたりと、「ディレイがあってもどうにもならない形を押し付ける」戦術が徐々に台頭してくるのではないかと予測します。これも長押し回転によるディレイの再現性が増した影響によるものです。
タワー戦においては、1つでも回答があれば相手はほぼディレイミスせずに置いてくるので、攻めるタイミングが非常に難しいです。
何も考えないと以前よりも引き運の割合が大きくなってしまうため、どこかで曲芸や点立ちのような強い形を押し付けるか、そもそもタワー戦にさせない(例:ダブルタワー)戦法もありだと思います。
以前の環境とは大きく変化すると予想できるので、獣王杯や他の大会でどのような方が台頭してくるかとても楽しみです。
次に長押しの使用割合についてですが、恐らく6~7割のガチ勢が長押しに移行するのではないかと予測します。
無敵に見える長押し回転ですが、
・回転速度の低下(1回転 約2秒→約4秒)
・以前のような45度刻みの回転に合わせるのが困難(一部の崖回避に影響)
といったように、ディレイという1点以外は45度回転に劣っています。
そのため、「ディレイ精度の上昇」にどれだけ重きを置いているかで長押し回転の評価が分かれるところだと思います。
極端な例を言えば、45度回転で100%狙った通りにディレイを決められるのであれば、長押しに移行するメリットはありません。
そういった事情も加味して、先述のように6~7割が長押しに移行、3~4割が45度で継続になると予想します。
これからの大会の結果やルール、環境によって移行する人もいるでしょう。
・通常レート
通常レートについてですが、自分はそこまで変化しないと予想しています。
上位勢以外の人だと、先程言った長押し回転のデメリット(特に回転速度)が重くのしかかると共に、知識面が不足している為長押しの性能を最大限発揮することが困難です。
よって、今までよりも全体のレベルは確実に上がりますが、上位勢との差はそこまで縮まらないでしょう。
体感として勝率が3~5%下がるくらいかな、とは思います。
・界隈
ディレイという1番の障壁が長押しによって無くなったことで、新規参入がしやすくなったことは界隈にとって追い風かと思います。
メディアへの露出もかなり増えてきたので、これを機に第2次DTBブームが来て欲しいな、と切に願っています。
一つだけ問題点を言うとすれば、45度回転+ディレイを使う新規が少なくなってしまうことですかね。
2,3年後にはディレイという単語自体がなくなってるかもしれません。
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◎どうぶつの入れ替え
以前のシーズン2と同じように、今回もどうぶつの追加、削除が行われました。
具体的な内容は以下の通り。
◎追加
・イルカ
・エゾヒグマ
◎復活
・ゴリラ(形変更)
◎形変更(追加と削除)
・ゾウ
・パンダ
・ダチョウ
◎削除
・ロバ
(画像はBSさんのツイートから使用させていただきました)
Ver.13.0 アップデート#どうぶつタワーバトル pic.twitter.com/x4RuPqLW04
— BS👯👯♂️どうぶつタワーバトル中毒 (@bs_dtb) 2020年10月7日
シーズン2より+7、-4で合計32匹となりました。
以前より中型動物が増えたことで、小動物環境は若干改善されたかなという印象です。
新どうぶつの評価についてはまだ研究段階なのでなんとも言えませんが、イルカがかなり強い印象を受けます。
新どうぶつに限らず、従来のどうぶつの評価もかなり変動しそうです。
細かなディレイ精度が必要だったライオン、サイなどは長押し回転の実装によりかなり評価が上がりました。反面、ホッキョクグマのような詰みの場面が多く存在するどうぶつの評価は更に落ちました。
ある程度研究が進んだらシーズン3どうぶつの評価記事も書きたいと思います。
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◎レートリセット
シーズン切り替わりの恒例となっているレートリセット。今回は少しだけ事情が変わります。同期ズレ問題解消後初のリセットだからです。
同期ズレ解消後、3週間行われた一種類イベントを確認すると、1位のレートが2200(最高レートではなく最終レート)でした。
シーズン3がどれほど続くかは分かりませんが、同期ズレによるインフレが起こらない以上、以前のシーズンのようにレート3000台へ到達するのはかなり困難ではないかと思います。
シーズン3が年単位で続いたり人口が爆発的に多くなれば別ですが、最終的に上位勢のレートは2400~2500の間で落ち着くのかなと思います。
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いかがだったでしょうか。
今回のアップデートの総評としてはDTBにおける大きな転換期だな、という印象です。
特に長押し回転についてはガチ勢の間でも賛否両論がありました。
自分自身も初めはこのアップデートについて良い印象を持っていなかったのですが、遊んでいるうちに「これはこれでありだな」と感じました。(欲を言えば少し長押し回転が弱体化して欲しいなとは思いますが…)
色んな方々の反応を見る限り肯定的な意見の方が多いので、結果的にはこのアップデートは成功だったのかなと思います。
ガチシーンだけ考えても衰退していくばかりですし、このゲームに変化は必要だったと思います。
自分はこのアップデートを機にDTBから離れるつもりはありません。これからもこのゲームを楽しみます。
どうぶつタワーバトルの今後に幸あれ。
では。
✋
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